4日前

第15話 弁護士の無慈悲な宣告と、無価値になった「日記」。私が家庭裁判所へ向かった本当の理由】

母子家庭の訓練給付金を受け取り、准看護師の学校へ通うには「離婚の成立」が必須条件でした。

しかし、相手はあの夫です。

私が離婚届を持って「お願いします」と頭を下げたところで、すんなりハンコを押すはずがありません。

「また、肺が苦しくなるような言葉を投げつけられるのか……?」

直接対決を想像するだけで、フラッシュバックで息が詰まりそうになる。

私は夫との接触を完全に避け、公的な「弁護士無料相談」という外部リソースに頼ることにしました。

■ 無料相談弁護士からの冷徹な宣告

「これがあれば、きっと私が正しいと証明されるはずだ」

私は意気揚々と、無料相談の席で一冊のノートを差し出しました。

それは、毎日浴びせられた罵倒を、血を吐くような思いで書き溜めた「モラハラ日記」です。

「これがあれば、慰謝料を取って離婚できますよね……?」

すがるような思いで尋ねる私。

しかし、日記をパラパラとめくった弁護士から放たれた一言は、あまりに無慈悲なものでした。

「……うーん。これ、ほとんど『食事に対するダメ出し』ですね。法的には、これだけで慰謝料を取るのは難しいです」

頭を殴られたような衝撃でした。🚨

私にとっては、精神を壊されるほどの地獄の記録。

でも、法的な市場(裁判)では、ただの「夫婦喧嘩の延長」「評価ゼロ」と判定されてしまったのです。

■ 絶望からの切り替え。戦う場所は「家庭裁判所」

しかし、落ち込んでいる暇はありませんでした。

「慰謝料」が取れないなら、せめて当面の命綱である「児童手当(子供手当)」だけは、なんとしても私の口座へ変更しなければなりません。

そのまま役所の窓口へ駆け込みましたが、ここでも残酷な現実が突きつけられました。

「受取口座を旦那様から変更するには、『離婚に向けた別居であるという公的な証明』が必要なんです」

その証明書になるのが……「家庭裁判所で、離婚調停中であるという事実」!

「調停……。私が戦う場所は、そこか!!」

慰謝料が取れないという法的な事実を、私は即座に受け入れました。

過去の傷に対する慰謝料より、今日明日を生きるための「児童手当」の方が、今の私には何万倍も価値がある。

私は役所を飛び出し、迷うことなく**「家庭裁判所」**へと足を踏み入れたのです──。